春の紅葉

赤ら顔?

今日の都筑区、雲が多めですが青空がとてもキレイです。
気温は18度を少し超した程度だったんですが、雲の形も
日差しも夏のようですね。気持ちのいいお天気でした。
 
さて、本日の一枚は区内の街路樹を撮影してきました。
 
都筑区でも緑道や公園など、あちこちが新緑で色づき始め
春らしい景色になってきましたが、この木はなぜか葉っぱが真っ赤。
紅葉シーズンでもないのに、どうしてこんなに赤いのか
実は以前からとっても気になっていました。
 
ちなみに、葉っぱの形はモミジです。
モミジといえば秋の紅葉の代表選手といっても過言ではありません。
なんたってモミジの漢字は紅葉ですからね。(だから何?)
 
そんなツッコミはさておき、今回はこのモミジっぽい木の謎を
調べてみることにしました。
 
まずはモミジとは。
 

カエデともみじ※一番下の部分にご注目ください
http://www.inh.co.jp/~hayasida/report1.html

 
こちらによると「植物分類上ではカエデともみじは区別はしません」と
書いてあります。カエデの中で紅葉するものをモミジって言うのか〜。
(しかもカエデは“かえるで”から来てるとは。知らなかった)
 
上でご紹介したHPですが、大変詳しくカエデについて解説されています。
かなり興味深い内容ですのでトップページもリンクしておきますね。
 

カエデともみじHP トップページ
http://www.inh.co.jp/~hayasida/top.html

 
さて、今回のテーマ「春の赤いモミジ」ですが、どうやら春に赤く色づく
モミジは何種類かあるようです。これまた大変興味深いですよ。
 

にっぽんのもみじ「出猩々」
http://www.e-momiji.com/~e-momiji/index.htm

 
多分この「出猩々」という品種だと思います。ね、真っ赤でしょ。
「デショウジョウ」と読むんですが、猩々とはこんなものだそうです。
 

猩々とは
http://syou-jyou.web.infoseek.co.jp/syou-jyou.html
 
こちらには出猩々の名前の由来が載っています
http://kaorijobs.exblog.jp/1781800/

 
真っ赤な葉から赤ら顔の猩々が連想されたということみたいですね。
出猩々以外にも、春に赤くなるものに「紅千鳥」や「チシオモミジ」という
種類があるようです。葉っぱの形が微妙に違うみたいなのですが、
撮影してきた写真とネットの写真の比較では、判別ができませんでした。
 
それにしても出猩々(ということにしておこう)というモミジ、本当に不思議ですね。
春先の若葉がこんなに真っ赤なのに、そのうち緑になるんですって。
そして秋には別の色に紅葉するんだそうです。
何せ若葉が見事な深紅、というのが心底不思議です。
 
都筑区総合庁舎の区役所通りに面している歩道沿いにも同じ木がありました。
緑の木々の中でひときわ目立つモミジです。
赤い葉っぱは季節限定ですので、散歩の時などにぜひ注目してみてください。