こども・子育て意識調査
今日の都筑区は一日中どんよりと曇っていて
とても寒かったですね。
午前9時から午後9時までの横浜地方の最高気温は6.4度。
日差しがまったくなく、ほとんど気温が上がりませんでした。
さて、本日の一枚はとある公園を俯瞰で撮影しました。
どこだか分かりますか?
答えはセンター北とセンター南の中間あたり、
ルララこうほくの隣にある「吾妻山公園」です。
遠くから撮影した吾妻山公園も一緒に載せようと思っていたのに、
地上から撮るのをうっかり忘れてしまいました。
今までの写真の中になかったっけな〜と探してみたら
こんなものを発掘。
ルララが建つ前の様子です。
こんなにガラーンとしてたなんて!久しぶりに見るとびっくりですね。
ちなみに、古墳みたいに見えるのが吾妻山公園ですよ。
ところで、先日「都筑区区民意識調査」の結果をご紹介しましたが、
今日は都筑区の別の調査結果についてご紹介しましょう。
【平成21年度都筑区こども・子育て意識調査 結果報告】
都筑区では、子育てやこどもの育ちを取り巻く環境の変化を踏まえ、
「こども・青少年が健全に育ち、子育てがしやすいまち 都筑」を目指して
「都筑区こども・青少年育成計画」を策定しています。
この計画の基礎資料とするために「都筑区こども・子育て意識調査」を
実施し、区内7中学校区に準じた地域で集計を行いました。
特徴的な項目は次の通りです。
■保護者と地域の関係
◎保護者の9割がこどもの成長に地域との関わりが必要だと思っています。
◎未就学児の保護者はこどもの成長に地域との関わりが必要だと思う
割合が高くなっています。
◎一方で未就学児の保護者の自治会・町内会の加入率は低くなっています。
→子育て中の親子と地域のふれあいの機会をふやします。
(こんにちは赤ちゃん訪問の充実など)
■こどもと地域の関係
◎地域活動への参加意向は「地域のおまつり」「地域の運動会」が上位
◎地域活動に参加しない理由は「授業、部活動、塾などが忙しい」が1位
◎地域活動に参加しない理由の2位以下を見ると
「同じ年齢の人が参加していない」「きっかけがない」
「知らない人と話すのが不安だから」など
→「忙しい」の裏側に積極的に他者と関われないこどもの意識があります
→地域のイベントを活用しつつ、多様な人間関係の中で
こどもの健全育成を進めていきます。
調査結果はこちら(PDFファイル 208ページ)
http://www.city.yokohama.jp/me/tsuzuki/servise/koka/chosa.pdf
こどもの数がとても多い都筑区ならではの調査で
この結果も面白いですね。
特に保護者だけでなく、こどもを対象に調査した結果が
とても興味深いです。
早く大人になりたいかという質問で「はい」を選んだ子は34.5%、
その理由の中で「勉強しなくていいから」が約28%も!!(笑)
一方で「なりたくない」と答えた子の理由のうち、67.3%が
「こどもでいる方が楽だから」だそうです。
なりたくない理由は「こどもでいる方が楽だから」の他に
「大人になるのが不安だから(34%)」
「働かなければいけないから(22.4%)」
「やりたい仕事がないから(15.4%)」
「将来の夢がないから(13.5%)」
「家族の面倒をみる自信がないから(10.3%)」
という結果が出ました。
せ、切ないですね…。
今回の意識調査は都筑区こども・青少年育成計画の中で
活用していくということですが、都筑区役所には、固定観念にとらわれず、
多くの人に役立つ支援や事業をどんどんと実行してもらいたいと思います。