災害時応急活動に協力します
今日の都筑区は抜けるような青空が広がっています。
いいお天気なので日差しはポカポカしていますが、
北風がかなり強いので体感温度はとても低いですね。
11時台で湿度が29%まで下がっています。
空気が乾燥しているので、火の取扱にはご注意ください。
本日の一枚に行く前に、先ほど見つけた話題をひとつ。
ららぽーと横浜に「H&M」ができるんですね。
記事によりますとオープンは春ごろだそうですよ。
H&M、ららぽーと横浜へ2010年春に出店決定
http://www.fashionsnap.com/news/2010/01/h-m-yokohama-lalaport.html
さて、では本日の一枚へまいりましょう。
今日は加賀原2丁目にある京セラ株式会社横浜事業所へ
行ってきました。
先ほど、川和中学校を地域防災拠点とする自治会と京セラ横浜事業所、
都筑消防署・都筑区役所が災害時における協力協定を締結しました。
これは、大規模災害発生時、京セラが近隣地域の自治会に対し、
所有する公開空地(約850㎡)を一時避難場所として提供するほか、
救出・救助用資機材として担架・AED(自動体外式除細動器)を
提供するというものです。
http://www.city.yokohama.jp/me/tsuzuki/soumu/bousai/21kyoutei.html
地元自治会として協定を結んだのはシンフォニックヒルズ自治会、
加賀原1丁目自治会、加賀原2丁目自治会、加賀原夕月野自治会、
川和台自治会の5自治会です。
こちらには京セラや都筑区役所関係者のみなさんが並びました。
そして正面には吉田区長や京セラ横浜事業所の篠所長、
協定の発起人となった加賀原2丁目自治会の岩嶋会長、
都筑消防署の岡崎署長が並び、協定書の内容の最終確認を
行いました。
ひとりずつサインし、締結は無事成立。
今回の協定の中で、災害時の一時避難場所として
地元自治会に提供することになった公開空地はこちら。
ご覧の通りのオープンスペースで、普段からちょっとした
公園のような感じで地元の方も利用されている場所です。
AEDは1階ロビーの受付カウンター横に設置してあり、
災害時に必要となった場合は、救出・救助用としても
使用することとなりました。
ちなみにAEDはここだけでなく、社内数ヶ所に
設置してあるそうです。
この協定を締結するに至ったそもそもの発端は
今から1年近く前、昨年の春のこと。
京セラの近隣地域はサラリーマン家庭が多いため、
災害が昼間に発生した場合は救出・救助の人手が足りず
甚大な被害が出る恐れがあると考えた加賀原2丁目・岩嶋会長が
京セラ・篠所長へ協力を依頼したことがきっかけでした。
どのような協力体制が取れるのか、何ができるのか
幾度も話し合いを重ねて、今日やっと正式に協定を
結ぶことができたとあって、関係者のみなさんは
感慨もひとしおの様子でした。
夏のおまつりなど、京セラ横浜事業所と近隣地域は
普段から交流を図っており、その人と人とのつながりが
今回の協定へと繋がったとのこと。
いざというときに、自分の家のすぐ近くにある会社が
地域と一緒になって協力してくれるなんて心強いですよね。
まずは近所で助け合うことが最も重要なんだと
改めて考えさせられた締結式でした。