IKEAのクリスマス

イケア

今日の都筑区、朝からどんよりとした曇り空で午後からは
雨が降り始めました。夕方はかなり本格的に降ってましたね。
横浜地方は14.7度まで気温が上がったようですが、
天気が悪かったせいかそれほど暖かくは感じませんでした。
 
さて、本日の一枚はジンジャーブレッドのクッキーハウスの写真です。
…と言っても“何じゃそりゃ?”ですよね。(笑)
 
今日は、以前ご紹介したIKEA港北のクリスマスイベント
「ルシア祭」が開催されまして、ワタクシも様子を見に会場へ
行って来ました。
写真は会場にあったクッキーハウスを撮影したものなのです。
 
ルシア祭とは、北欧の中でもスウェーデンのみで行われるクリスマス
祭事の一つで、毎年12月13日に行われるもの。
詳しいことがこちらに掲載されてます。
 

wikipediaスウェーデン-聖ルシア祭」 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%B3#.E8.81.96.E3.83.AB.E3.82.B7.E3.82.A2.E7.A5.AD

 
今回のイベントは、いたるところに本場のこだわりが盛りだくさんでした。
日本ではあまり馴染みのないスウェーデンの風習がなかなか面白かったので、
そんな雑談も交えながらイベントの様子をご紹介してみたいと思います。
 
 
まずは開始前の受付。
 

 
 
イベント時間が近づくにつれ、入口には入場を待つ人の列ができていました。
 
ちなみに、会場は2階レストランの1区画だったのですが、イベント開催を
知らないお客さんは“何が始まるの?”“どうやったら入れるの?”と
興味津々のご様子でした。
 
 
そのころ会場では…。
 

 
 
 
おいしそうな3種類のが準備されていました。
どんなケーキだったかというと。
 

 
 
こんな感じ。
チョコレートムース(ジンジャーブレッドつき)、アーモンドケーキ、
チェリーのケーキの3種類でした。
 
このケーキはどれもスウェーデンではとてもなじみ深いそうです。
チェリーのケーキには当然ながらチェリーが入ってるワケですが、
北欧人にベリー類は欠かせないものなんですって。
(確かにイケアの肉団子にはベリーのソースがかかっています)
 
どれだけベリーが欠かせないかというと、
 
◆ベリー類は自分で森に摘みに行く
◆ベリーを摘む場所はめったに他人には教えない
 
ぐらいなんですって。
あははは!マツタケみたいだ!
でも、ベリーの摘める森があるなんて素敵ですね〜。
 

 
余談ですがワタクシはティータイムの部のみの取材だったのですが、
ディナーのお料理も撮影させていただくことができました。
 

 
 
この料理にもスウェーデンテイスト満載。
手前の大きなビスケットみたいなものから時計回りに、
 
クリスプブレッド
ミートボール
ハム
サーモン
ニシンのマリネ
チーズ
シュリンプエッグ(中央)
 
この料理は、日本のおせち料理のようなものなんだそうです。
 
 

会場の話に戻りますが、テーブルに用意されていたのが
ジンジャーブレッド。
 

 
 
この商品はイケアで販売されているものなので、誰でも購入可能です。
 

1缶395円。
http://www.ikea.com/webapp/wcs/stores/servlet/ProductDisplay?topcategoryId=15588&catalogId=10103&storeId=25&productId=32619&langId=-10&chosenPartNumber=90061838

 
この缶の絵に描いてあるのがスウェーデンのサンタさん。
スウェーデンのサンタさんは、何と緑の服を着ています。
しかも旅の道連れはトナカイでなく、ヤギ。
 
緑の人のお名前は「トムテ」といい、森の妖精なんだとか。トムテの仲良しが
ヤギなので、スウェーデンではサンタ&トナカイではなくトムテ&ヤギなんですって。
 

ここにトムテの詳しい話が載ってました
http://www.isatokyo.org/opportunity_sweden/people/021216/index.html

 
ジンジャーブレッドの話に戻りますが、このお菓子を使って
運試しをするんだそうです。
片手の手のひらに1枚乗せて、反対の手の指でクッキーを割り、
3つに割れたら幸運なんだそうですよ。
 
 
缶に入っているジンジャーブレッドは一般的な丸いお菓子なんですが、
“本日の一枚”で撮影したクッキーハウスもジンジャーブレッドで
作ってあるものです。
 
北欧では各家庭でジンジャーブレッドハウスを作るらしく(←それは予めネットで予習済み)
イケアの方に
 
“こんなお家が作れるなんてすごいですね〜”と聞いたところ、
“みなさんも作れますよ〜”といとも簡単におっしゃるので
“そりゃ無理ですよ、ムリムリ!”と全否定しまくったら、
 
 
…イケアで組み立てキットが売ってるんだそうです。そうだったのか!(笑)
 
もちろん本場では手作りする方がたくさんいらっしゃるでしょうが、
そんな便利なものがあるんですね。すごいな。
 

組み立てキット
http://www.ikea.com/webapp/wcs/stores/servlet/ProductDisplay?storeId=25&langId=-10&catalogId=10103&productId=32251

 
 
ではまた会場の話に戻りまして、お客さんが入場した後の
雰囲気はこんな感じでした。
 

 

 
 
イケア船橋でも同じイベントが開催されているハズなんですが、
船橋はどんな感じだったのでしょうか。
港北は、まさしくこのあたりのエリアを象徴するかのように
ママ&小さなお子さんで来場する方がとっても多かったです。
 
 
続いてルシア祭のメインイベント。
 

 

 
 
会場が非常〜に暗かったため、写真が荒くてスミマセン。
聖ルシアに扮した女の子を先頭に、サンタルチアなどの歌を歌いながら
会場をグルッと回り、ステージで歌を数曲披露してくれました。
 
ティータイムの部には17人の子どもたちが登場。
参加した人たちは暗闇の中でキレイな歌声に耳を傾けていました。
 
 
 
…とまあ、イベントの様子はこんな感じでした。
 
 
ここからは、イケアの方に聞いたスウェーデンのクリスマス雑学です。
 
イベントの最初に、スウェーデンのクリスマスの風習がいくつか紹介されたんですが
その中でどうしても気になった話題が2つありました。
 
(1)1月13日にクリスマスツリーを家の窓から投げる
(2)クリスマスイブにはディズニーのアニメを見る
 
ど、ど、ど、どうしてなの〜!?(笑)
 
 
不思議だったので、根掘り葉掘り伺ってみました。
 
まず(1)ですが、ホントに投げるんだそうですよ。
12月中旬から約1ヶ月、クリスマスムード一色の日々が続くので
最後の日は“今日でクリスマス終了〜!!終わった〜!!”って感じで
窓から放り投げるんだとか。(当然ながら後でちゃんと拾います)
 
そして(2)。
昔、スウェーデンってテレビが2局しかなかったらしく、1年に1度
クリスマスイブの15:00〜16:00の1時間だけ
ディズニーのアニメが放送されていたんですって。
 
なので、普段アニメが見れなかったスウェーデンの人にとっては
 
ディズニー=クリスマスイブ
クリスマスイブ=ディズニー
 
という印象がものすごく強く、今はケーブルテレビなどでいろいろな
番組が見れるようになってはいるんだけども、昔のその名残で、
今でもクリスマスイブにディズニーを見るんだそうです。
 
なんておもしろい風習なんでしょう!(笑)
 
いや〜、他にもいろいろと面白い話がたくさんありそうですね。
スウェーデンについての雑学が今後また入手できましたら
つづき日記でご紹介したいと思います。
 
ということで、イケア港北「ルシア祭」レポでした!