協定締結
今日の都筑区は、朝から青空が広がり
とてもいいお天気です。
横浜地方は15.7度まで気温が上がり、
まさしく“春の陽気”でしたね。
だんだん暖かくなって来ていい感じだな〜と思ったら、
お天気がいいのは明日までらしく、明後日からは
しばらくぐずついた空模様が続くようです。
さて、本日の一枚は都筑区総合庁舎6階から撮影した写真です。
今日は6階大会議室で、東京都市大学と都筑区役所による
「第7回地域連携調査研究発表会」が行われました。
東京都市大学環境情報学部では、1997年の学部開設以来、
キャンパスのある都筑区や港北ニュータウン周辺を対象に、
地域に根ざした調査研究を行っています。
この発表会は、研究成果を行政職員などに向けて発表することで
行政の実務的な視点で評価してもらうことができるほか、
行政にとっては広く業務の参考になることから、双方にとって
有意義な機会となっています。
第7回となる今回は、環境や街づくり、メディアなどに関する
調査・研究の発表が行われました。
実は本日、この発表会に先駆けて東京都市大学環境情報学部と
都筑区役所では「連携協力に関する協定書」の締結式を行いました。
都筑区役所と東京都市大学環境情報学部は、
平成12年度からさまざまな連携協力活動を行い
実績を積み重ねて来ました。
今年度は都筑区が区制15周年を迎えたこと、
また東京都市大学は校名を変更したことから、
「地域の課題についての調査の実施等を通じて、
相互のさらなる発展に寄与すること」を目的に
今回の協定を締結することになりました。
締結には東京都市大学環境情報学部の
増井忠幸学部長と、
吉田哲夫都筑区長が出席。
協定書にサインを行いました。
この協定により、都筑区・東京都市大では
◎地域連携調査研究発表会の開催
◎区民団体による調査研究等に対する共同支援
◎協議機関として、地域連携協力会議を設置
このような連携関係を結ぶほか、
区役所から大学に対し
◎大学主催の事業への支援・協力
◎地域課題の提示と大学の調査・研究への情報提供
大学から区役所に対し
◎区の事業への支援・協力
◎地域課題に対する調査・研究・提言
というような協力関係を結ぶこととなりました。
また、これを契機に、都筑区の街の記憶と歴史を残し、
将来に引き継ぐための「デジタルアーカイブ事業」を
連携しながら進めていくとのことです。
【デジタルアーカイブ事業】
■都筑区記録写真収集提供事業(都筑区役所)
都筑区役所保有の写真のうち、歴史的資料として
保存すべきものをデータベース化します。
区内の街並み等の記録写真を将来にわたり蓄積するとともに
その一部をホームページで公開・提供します。
■「街の記憶」プロジェクト(東京都市大学環境情報学部)
都筑区で生活する新旧住民や通勤通学、来訪者など、
さまざまな視点で見た「つづき」のイメージや思い出を
写真などとともにウェブで共有し、街づくりに寄与するための
プロジェクトです。
都筑区が今後より一層素晴らしい街となるよう、
連携協力から生まれたアイデアをどんどん
活かしてほしいですね。
ということで、連携協力協定についてお知らせしました。