指定文化財となりました
今日の都筑区は朝から良いお天気です。
風も穏やかでポカポカしていて気持ちがいいですね。
横浜地方の最高気温は20度を超えました。
さて、本日の一枚はセンター南駅から徒歩7分ほどの場所にある
「茅ヶ崎城址公園」を撮影してきました。
茅ヶ崎城址が平成21年度横浜市指定文化財となりました。
【平成21年度横浜市文化財指定 指定2件、登録3件】
横浜市では横浜市文化財保護審議会の答申・回答を受け、
指定文化財として「木造阿弥陀如来及び両脇侍立像」など
2件の指定と、指定文化財として「日米話新条約締結の地」など
3件の登録について指定・登録しました。
今回の指定・登録によって、指定文化財は143件、地域文化財は
90件となります。
〈指定文化財〉茅ヶ崎城址 (史跡) (14世紀末〜16世紀末)
所有者 横浜市 所在地 都筑区茅ヶ崎東二丁目25
中世城郭跡。6つの郭(くるわ)と空堀(からぼり)、土塁(どるい)からなる
中世の山(丘)城で、その規模は、東西350m、南北220m、総面積
4.4ha(整備面積約2.5ha)と推定される。築城者や築城時期は不明であるが
数度にわたる発掘調査の結果、空堀・土塁等の遺構は良好な状態で
遺存しており、14世紀末から15世紀初めに築城され、16世紀にかけ、
前後3期にわたる築造の跡が確認されている。 土塁や空堀等が良好な形で
残る市内でも唯一の中世の城郭として、郭の配置や城址の変遷を知る上で
学術上の価値は高い。
古くから多田山城守塁跡(ただやましろのかみるいせき)とも呼ばれ、
摂津守源頼盛(せっつのかみみなもとのよりもり)の子、多田太郎が
城主であったとの伝承がある。
http://www.city.yokohama.jp/ne/news/press/200911/images/phpBYAXHa.pdf
茅ヶ崎城址
http://www.city.yokohama.jp/me/kankyou/kisha/h20/080625-2.html
茅ヶ崎城址は長年整備が行われ、昨年開園した新しい遺跡公園です。
このたび指定文化財となったことで、都筑区の名所のひとつとして
今後多くの人が訪れる場所となるのではないでしょうか。
2枚目の写真にも写っていますが、土塁の向こうに都筑の新しい
商業施設などが見渡せるちょっと不思議な空間です。
散歩がてら立ち寄ってみてくださいね。