消防ふれあい広場

火の用心。

今日の都筑区、日中は青空が広がって、スッキリとした
秋晴れとなりましたが、朝方はかなり寒く感じました。
それもそのはず、横浜地方の最低気温は9.2度。
 
冬になって空気が澄んでくると、遠く離れた場所まで
クッキリみえるようになりますよね?
今朝は気温が下がったせいか、ずいぶん遠くの山の姿が
見えました。
 
さて、本日の一枚は都筑区役所中庭で行われたイベント、
「消防ふれあい広場」の様子を撮影してきました。
 
明日11月9日からの「秋の火災予防運動」(〜15日まで)を控えて、
このようなイベントを実施することで、火災予防への意識を高めて
もらおうと開催されたものです。
 

横浜市 秋の火災予防運動
http://www.city.yokohama.jp/ne/news/press/200610/20061031-019-314.html

 
中庭には、都筑消防署のほか各出張所から集まった消防車が
ズラリと並び、保育園のチビッコや区役所を訪れた人たちが
消防署員から説明を受けたり、運転席に座らせてもらったりと
楽しそうに見学していました。
 
ところで、勝田は救助隊、川和は特殊災害対応隊、佐江戸は照明隊など、
消防出張所にはそれぞれ役割があるのをご存じでしょうか?
今日は各出張所から消防車が集合していたので、車両の特徴などを
根掘り葉掘り取材してきました。
 
 
まずは川和特殊災害対応隊の消防車。

 
こちらは毒ガスなどが発生した現場で活躍する消防車です。
科学防護服やガスを検知する機械が積んであるそうです。
 
http://www.city.yokohama.jp/me/anzen/vehicle/16.html
 
ちなみに、特殊災害対応隊は市内6隊あり、川和のほかは
南本宿(旭区)、岸谷(鶴見区)、山手(中区)、
能見台(金沢区)、鳥が丘(戸塚区)なんだそうですよ。
 
 
続いては勝田救助隊の消防車。
 

 
この中に、人命救助の資機材が収納されていました。
 
http://www.city.yokohama.jp/me/anzen/vehicle/07.html
 
例えばどんなものを使うんですか?とお聞きしたところ、
油圧式のスプレッダーなるものを見せてくださいました。
 
これがスプレッダー。 
 
 
車の中に閉じ込められてしまった人を救出するなどの際に、
このクワガタのツノのような部分を使って隙間を広げるんですって。
引火したりしないように、火花の出ない機材だそうです。
 
 
続きましては佐江戸照明隊。

 
夜間の災害現場で活躍する照明車です。車のエンジンから電源を
供給するそうで、約8時間の連続使用が可能とのこと。
 
http://www.city.yokohama.jp/me/anzen/vehicle/19.html
 
 
お次はミニ消防隊。

 
こちらの車両は今年6月に都筑消防署へ導入されたニューフェイス
 
http://www.city.yokohama.jp/me/anzen/vehicle/04.html
 
このミニ消防車は、消防活動だけでなくPA連携にも活躍する車です。
 

PA連携とは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%95%91%E6%80%A5%E8%BB%8A#.E6.B6.88.E6.95.91.E8.BB.8A.E3.83.BBPA.E9.80.A3.E6.90.BA

 
 
そして、今日は総合庁舎の壁を使って勝田救助隊の訓練も披露されました。
 
あ!あんなところに!!

 
 
きゃー。

 
 
一気に降下。

 
 
今日は20メートルほどを降下したそうです。

 
 
この様子を下の広場から見ていたチビッコたち、一生懸命“ガンバレー!”と
声援を送っていて、めちゃめちゃほほえましかったです。
 
 
 
ということで、ふれあい消防広場の雰囲気、
少しはお分かりいただけましたでしょうか。
 
この機会にみなさんも防火・防災の気持ちを再確認し、
日々の生活では火の元に一層注意してくださいね。