今日はもうひとつイベントのご紹介をしておきます。

昨日ドイツ学園の100周年記念祭の話題をご紹介しましたが、
5月16日(月)、17日(火)には文教政策シンポジウムが行われます。
興味深い内容のシンポジウムですので、まずは資料から主旨を転載。
 

文教政策シンポジウム テーマ「将来における学校教育」
将来の学校教育とは?傾向は?どの方向へ向かうべきか?どのような教育内容と専門知識が一体となって前面に出されるべきなのか?授業の質はいかにして改善されるのか?将来に置いて定着する模範学校とは?私たちはこれからどのように考えるべきだろうか?
教育と学校はTIMSSとPISA学習到達度国際能力比較テストの「目から鱗」の結果によって再び論議されている。ドイツだけではなく、世界中の教育現場は衝撃を受け、文教政策担当者の教育の質改善のためのマネジメントが進められ、模範となる様々な学校教育について討議され、必要に応じては既に改革が始められている。
昨今ドイツでの重要な課題は、どのように改良すれば質の良い授業ができるのか。現在「授業の質」については文教政策担当者の間で徹底的に討議されている。教育基準、比較試験、インターナショナルテストや修了証書が大きな意味を持ってきている。ドイツの各州文化省及び教育施設より承認された教育の質検査機関の質向上マネージメントは全教員によって補われている。これに関連する例として、同僚間での授業聴講、生徒の授業評価等が挙げられている。また、異なる国の間の文化交流も教育の質向上及び質発展に役立っている。
日本やドイツで実践している学校教育の質向上対策とは?フィンランドはなぜ、PISA国際能力テストでこれほど良い結果を得ることができたのだろう?
このシンポジウムは、学校教育発展を視野におき、学校教育の質をより向上させ、授業の成果を上げることに役立てればと開催いたします。
良い学校のために、学校の将来のために、そして将来の学校のために。
 
シンポジウムに関するHP
http://www.dsty.jp/aktuell/symposium/

 
本当の学校教育の発展とは…というテーマで、パネリストの方が講演。
パネリストのみなさんの経歴などはリンクしてありますHPに詳細が
掲載されていますので、そちらをぜひご覧ください。
 
日本の話だけでなく、ドイツやフランスの教育に関する話を
聞くことができるかと思います。
HPの申込み期限が10日までとなっていますが、まだ若干の余裕が
あるそうですので、貴重な講演を生で聴いてみてください。
(同時通訳があるそうですのでご心配なく!)
申込みは13日(金)まで受け付けるとの事ですのでお早めにどうぞ。