大変な状況です

曇天…新潟は大丈夫でしょうか

今日も都筑区は相変わらず曇天。
ほとんどいい天気がやってこないまま、秋が終わってしまいそうですね。
今年は梅雨に全然雨が降らず、早い時期からモーレツな暑さに見舞われ
どうなってしまうのだろうと思っていたら悪天候続きの秋になるとは…。
 
さて、本日の一枚はセンター北駅の東側を撮影しました。
駅前に建設中のマンションが高く立ち上がり、雰囲気が変わりましたね〜。
 
ところで、新潟中越地方で発生した震災の様子が、今朝になって
少しずつ明らかになっています。
本震並みの強い余震が何度も発生しており、道路の陥没、土砂災害、
家屋崩壊など被害がどんどん広がっている模様です。
あまりの状況に、ただただ呆然となってしまいますね…。
 

上越新幹線が脱線 一部40度傾く、けがなし、というニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041024-00000001-kyodo-soci
 
新潟で震度6強3回 新幹線脱線、28万戸停電 9人死亡、16人不明、というニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041024-00000000-san-soci
 
激震つめ跡見つめぼう然…たき火の一夜、疲れ切り、というニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041024-00000303-yom-soci
 
足りぬ救援物資、余震の恐怖 地震被災地2日目の夜、というニュース
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20041024/K0024201911098.html
 
地震の揺れ、防災科学技術研究所は「震度7」と報告、というニュース
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/shakai/20041024/20041024i213-yol.html

 
以前も書きましたが、私は阪神大震災の被災者です。
当時、報道に関する仕事をしていたのですが、あの震災は私にとっての
報道のあり方を深く考える機会となりました。
 
一瞬にして全てがなくなり、二度と忘れることのできない恐怖を味わい、
人生が激変してしまった人たちにとって、報道陣の存在は迷惑でした。
被災者は命がかかっていて、生きることに必死なのに、マスコミは
深刻そうな顔で“大丈夫でしょうか?”“大変なことになっています!”
 
どんなに深刻そうな顔をしたって、所詮対岸の火事でしょ。
ホントに大変だと思うんなら手伝ってくれよ。
手伝えないならほっといてくれよ。
“どんな気持ちですか?”なんて聞かないでくれよ。
死ぬほど辛いに決まってるじゃないか。
 
私は被災者と報道者、という両方の立場を経験して、何のための
報道なんだろうとかなり悩みました。今も結論は出ていません。
ですが、今回の現場中継を見て(問題はたくさんあるでしょうが)
報道の必要性を実感しました。
 
生々しい現場の状況が放送され、それを目の当たりにすることによって、
対岸の火事」が「対岸のもの」ではなくなるんじゃないでしょうか。
大変なことになってる!
何かできることはないか?
対岸の人たちにそう思わせ、アクションを起こさせるきっかけを作れれば、
報道とは大いに存在意義のあるもの、ですよね。
 
自分たちの身近なことから、まずできることはないか探してみませんか。
横浜市では、応援要請があった場合に備えて、粉ミルク・おかゆ・乾パンなどの
備蓄物質の提供準備を進めているそうです。
 

災害ボランティア受け付け窓口を設置…新潟県、というニュース
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/shakai/20041024/20041024i306-yol.html
 
全国の自治体や企業から支援続々…阪神大震災を教訓に、というニュース
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/shakai/20041025/20041024ic33-yol.html
 
読売新聞新潟地域版に震災掲示板開設、というニュース
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/shakai/20041025/20041025ic02-yol.html?C=S
 
現在の防災ボランティア関係情報
→心得や最新状況などが載っています
http://www.bousai.go.jp/vol/