さて、本日の一枚は東山田の交差点を撮影してきました。
信号機の表示を見れば分かるように、ここは「打越」と書いて
「おっこし」と読む交差点です。
ずいぶん前から、制作スタッフの間で“何故ここはおっこし??”という話が
出ていたんですよね。なので、今日は打越のナゾについてです。
 
都筑区役所に取材してみたところ、興味深いお話を教えていただきました。
親切なご担当の方が調べてくださったのですが、横浜には「打越」という町名は
中区と都筑区にあるんだそうです。
(地番などには載っていない字名まで含めれば、もっとあるかも知れません)
 
地名研究の観点から、打越という地名を読み解いてみると…。
打・・・狭い谷、崖
越・・・ふもと、崖
 
という意味があるんだそうです。
 
確かに都筑区にあるこの交差点、横浜国際プールの前の道を下りきったところに
ありますよね。ちなみに、この信号を越えると川崎市なんですが、
川崎市側はこんもりした山になってます。
たしかに、谷ですね。
 
ちなみに、中区にある打越も谷にあるそうです。
こんなサイトを見つけました。
 

好散策経路というページ。中区打越も写真入りで載ってます。
http://www.nyanko-web.com/walk/push/keiro.html

 
全国には(読み方は別として)打越という地名がかなりたくさんあるのですが、
どこも地形的に谷の場所の名前なんでしょうか?
 
ちなみに、おっこしと読む遺跡もあるんですよ。
打越遺跡、打越式土器、が紹介されているHPも見つけました。
うちこしをおっこしと読む由来って何なんでしょうね?
 

埼玉県富士見市 打越遺跡
http://www.city.fujimi.saitama.jp/databox/bunkazai/iseki/iseki42.htm

 
地名の由来らしきものは判明したので、読み方の由来をご存じの方、
ぜひぜひ教えてくださいね。また、近所に打越という地名がある!という方、
その場所の地形が“谷”かどうかも教えていただけると嬉しいです。
カキコミ、お待ちしております。