台風ですよ

あじさい、咲きました

今日の都筑区は朝から雨が降っています。
昨日もお伝えしましたが、強い台風2号が近づいてきています。
 
台風自体の勢力も強いのですが、太平洋沿岸に停滞している前線の活動が
活発になっているので、大雨になるかもしれないとのこと。
確かに衛星画像を見ると、日本列島にものすごい雲がかかってますね。
今夜から明日の朝にかけて結構雨がふりそうです。
台風2号は21日朝に関東地方に接近する見込みだそうなので、今後の気象情報に十分ご注意ください。
 

台風2号接近のニュース
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20040520/20040520a4200.html

 
ところで、台風関連のニュースを見ている時にいつも気になっていたのが、
“強い台風”“超大型で猛烈な台風”とかっていう言葉。
これって一体どういう基準で決められているんだろうと思って調べてみました。
 
台風の勢力を示す目安として、気象庁は“大きさ”と“強さ”で分類しているそうです。
大きさは「強風域(平均風速15m/s以上の強い風が吹いている範囲)」の半径で、
台風の強さは「最大風速」で区分しています。
 
だから“超大型で猛烈な”というように説明する言葉が2つつく場合があるんですね。
 
で、以前は“並みの”とか“小型の”という言葉で台風の勢力が表されることもあったのですが、
今はその言葉は使わなくなったってご存じでしたでしょうか。
そういえば、並みの台風とか小型の台風とかって言葉、聞きませんよね。
 
平成12年6月1日に、台風の勢力を示す基準が変わったんですって。
 
なぜかと言うとですね。
先ほど、勢力を表すのに2つの言葉を組み合わせると説明しましたが、
組み合わせによっては“ごく小さい弱い台風”という表現になることもあるワケです。
 
そうすると、“あ、小さくて弱いんだ”と思ってしまう人もいる。(確かに。)
小さい台風であっても、台風ですから警戒しないといけないですよね。
でも表現によっては誤解を招いてしまう…。
これじゃあ警戒を呼びかけるのに適してない、ということになり
平成12年に基準が見直され、“弱い”や“小型”などの言葉がなくなったということです。
 
そのあたりの詳しいお話はこちらのHPに載っています。

フリー百科事典『ウィキペディア (Wikipedia) 』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B0%E9%A2%A8

 
しかし、基準が見直されてよかったよかった。
だって、昔の基準でいうと、“超大型の弱い台風”とか“ごく小さい猛烈な台風”とかって
組み合わせになる場合もあるワケですよね。
間違っちゃぁいませんが、これってなんだかヘンですもん。(笑)
 
台風に関することをいろいろ検索してみて、なんだかヘンと思ったことがもうひとつ。
国際分類で熱帯低気圧は「Tropical Depression」というそうです。
トロピカルって…南国アロハ〜な雰囲気じゃありません?
熱帯っちゅー意味を表しているとは分かっていても、シリアスムードがあまりない気が…。
ま、だから何だって話なんですけどね。すみません。
 
さて、台風の話がかなり長くなってしまいましたが本日の一枚にいきましょう。
都筑区総合庁舎・駐車場横の歩道で、アジサイが咲き始めているのを発見しました。
あー、やっぱりもうそういう時期なんですねえ(憂鬱モード)。
 
天気が悪いと出かけるのもイヤになってしまいますが、
台風にめげず(警戒は怠らず)明日もガンバっていきましょう、みなさん!