菖蒲と菖蒲

もう少し待ってね

今日はずっと天気が悪かったですね。
昨夜の夜中から今日の夕方まで断続的に雨が降っていて、
日中はあまり気温が上がりませんでした。
 
と思ったら、夕方すごい風が吹いてましたね。かなりの強風でした。
その風がおさまったら今度は気温が上がり始め、夜は空気がなまぬる〜くなってました。
ジトジトムシムシしていて、今日は昼より夜の方が遙かに暖かかったです。
 
さて、本日の一枚は再び正覚寺を撮影したものです。
そろそろ菖蒲が見頃かしら、と思って行ってみたのですが、まだみたいですね。
鐘のある奥の方は全然まだまだでしたが、手前の池に咲いていた菖蒲を
撮影してきました。
 
ところで、ワタクシ、今まで菖蒲菖蒲と書いていますが、何と読むかご存じですか?
正覚寺に咲いているのは“ショウブ”です。
キーボードでアヤメと打ってもショウブと打っても、変換すると同じ漢字「菖蒲」なんですよ。
 
違う植物なのに、どうして同じ漢字を書くのでしょう。
気になってまたまた調べて見たところ、アヤメとショウブとカキツバタの違いについて
見分け方を詳しく分析している面白いHPを見つけました。
 

「菖蒲(あやめ)・菖蒲(しょうぶ)・かきつばたの違い」
http://www.netricoh.com/contents/antenna/ojituu/data/0050.html

 
へぇ〜!じゃありませんか!?
我々、正覚寺に咲いているものを“ショウブ”と呼んでいますが、
そもそもショウブとハナショウブって違うものなんですね!
ショウブってサトイモ科なんですって。(イモだったのか!)
ショウブの花はあんまり美しくないようです。
 
先ほどリンクしたHPの見分け方に従って推理すると、正覚寺のは水辺に生えているので
アヤメではなさそうです。しかし、ハナショウブカキツバタか判定に迷うところ…。
2つの見分け方は背の高さか花の大きさか、花の模様を観察するしかないのですが、
うーむ。よくわからん!
 
でも都筑区報にもショウブと紹介されているところを見ると、
正覚寺のヤツはハナショウブだと思われます。
(何だよ、ここまで来て他力本願かよ!というつっこみはさておいて)
 
でもショウブとハナショウブが明らかに違う植物ってことは、
区報の表記は“ハナショウブ”にした方がいい気がするんですがいかがでしょう。
一般的にはハナショウブのことを、ショウブって呼ぶことも多そうなので
まあいいのかしら。(相変わらず植物に疎いワタクシ)
 
何はともあれ、上記の「見分け方HP」、ぜひ一度読んでみてくださいね。
ワタクシ、気になることは何時間でも調べ続けるタイプなので、
上記の「見分け方HP」はとっても親近感を感じてしまいました(笑)。
判明していった経緯が手に取るように分かるのも面白いですよ〜。
 

正覚寺
都筑区茅ヶ崎東3丁目