緑のカーテン
今日の都筑区はどんよりと曇っていて日差しがなく
気温はそれほど上がっていませんが、湿度が高くて
とても蒸し暑く感じます。
雨は降っていませんが梅雨らしい空模様ですね。
さて、本日の一枚はゴーヤーの花を撮影しました。
どこで撮影した写真かといいますと、こちら。
都筑郵便局とは反対側になりますが、都筑区総合庁舎の入口です。
建物沿いに並んでいるプランターのゴーヤに花が咲きました。
これは「緑のカーテン」という取り組みの一環でして、
つる性の植物で建物を覆って日差しをさえぎったり
植物の気化熱を利用して、ヒートアイランド現象や
地球温暖化の防止をしようというもの。
先日ご紹介しましたが、総合庁舎で行われた「都筑野菜の朝市」で
ゴーヤを栽培したいという家庭に苗が配られましたよね。
http://d.hatena.ne.jp/tsuzukinomori/20080603
都筑区では昨年度からこの「緑のカーテン」が始まり、
小学校7校と一般家庭約60世帯が取り組みました。
そして2年目となる今年度は、小学校11校のほか
一般家庭150世帯以上が登録をしています。
朝市で苗木が配布された時には、配布数以上の方が並び、
種から挑戦している家庭もあるんだそうです。
写真のゴーヤは、今年初めて庁舎内で緑のカーテンを
実践することになった都筑区役所のプランターです。
区政推進課のみなさんが水やりをして育てているんですよ。
現在、急激につるが伸びています。
壁面に設置されているネットの高さは7.2メートル。
ゴーヤのつるってそんなに長くなるんですか!?と伺ったところ
うまく育てればもっと長く伸びるらしい…と教えてくださいました。
専門家の指導によりますと、プランターはなるべく
深いものがいいそうです。
(ゴーヤは酸性の土を嫌うので石灰を入れて土を中和する)
また、庁舎のこの場所は地面からの照り返しでかなり
暑くなりますので、プランターの下にブロックを敷いています。
そして、雨などの水が土の上ではねて葉っぱにあたると
葉っぱが病気になってしまうということで、土の上には
藁が敷かれていました。
庁舎のゴーヤーはこのような工夫をして、高く高くつるが
伸びるように大切に育てられています。
みなさんも総合庁舎へお越しの際は、ぜひ生長具合を
見ていってください。
順調に育てば夏にはゴーヤがなると思いますが、
なった実からは種をとることができます。
今後の取り組みに活かすため、夏においしそうなゴーヤができても、
どうか持って帰らないでくださいね!